AV女優になる上でAVプロダクションと、所属するための契約を交わすことが一般的ですが、契約解除することは可能なのでしょうか?
この点についてこの記事では掘り下げていきたいと思います。
AV女優は事務所と契約解除できるの?
まずAV女優とプロダクションと交わした契約を解除することは法律的には、女優さんの一方的な意志で認められる傾向にあるようです。
そもそもAV女優とプロダクションとの間には、雇用関係はなく、個人事業主契約としての契約またはモデルとしての契約を結んでおり、対等な仕事のパートナーとしてみなされます。
そのため規定の日数の前に、辞職を申し出る必要も、出勤日数に縛りもありません。
また近年は、出演強要の問題も取りざたされているため、コンプライアンスに対してプロダクションに対して厳しい視線が向けられております。
女優さんの人権が重要視されるようになってきているので、基本的には女優さんの意志で好きなタイミングで契約解除できる傾向にありますし、法的にも認められやすくなっているようです。
契約解除に伴いAV女優に対して違約金が請求されないか?
しかし中には契約解除に伴い所属していたAVプロダクションから違約金を請求されることもあります。
違約金については事実関係をベースに法的に有効なのか検証する必要性がありますが、基本的には法的に無効とみなされるようです。
出演契約が残っていた場合でも?
また出演契約が残っていた場合でも、女優さんの意志で契約解除できる傾向にあります。
違約金が法的に必ずしも無効とも言い切れませんが、無効だと判断される傾向にあると言われてます。
円満にAVプロダクションと契約解除するには?
極力、契約解除する際は、AVプロダクションの関係者と気まずい雰囲気にはなりたくないでしょう。
話しやすいスタッフへ相談する
そのため辞める際は、まずは話しやすいと思われるスタッフへ相談すると良いと思います。
契約解除へのハードルが下がるかもしれません。
決まっている撮影は終えた上で申し出る
出演本数が残っている状態で契約解除すると、プロダクション側がメーカーから損害賠償を請求される可能性が高いです。
その場合、プロダクション側に遺憾が残ることもあるので、できれば決まっている撮影は終えて方が建設的かもしれません。
もちろん女優さんの意志が一番大切ですので、撮影に抵抗がある場合は、はっきりノーを主張しましょう。
どうしても辛い場合は警察や弁護士へ相談しよう
またどうしても契約解除を言い出せない場合は、警察に相談すると良いかもしれません。また違約金などで揉めそうな場合は、弁護士へ相談すると良いでしょう。
中には無料相談に対応している弁護士もいます。